「おすわり、お手、タッチ」
撮影の始まりは、まるでいつもの遊びの延長のよう。
一つひとつのコミュニケーションを大切にしながら、ご褒美のおやつを交え、自然な表情を引き出していきます。
それは“しつけ”というより、テツさんとクルミちゃんの信頼関係から生まれた、日々のコミュニケーションの一部。
クルミちゃんとの信頼関係を少しずつ重ねながら、「撮影は楽しいもの」という安心感を育てていきます。
そして、テツさんが自分に課しているのが「チャレンジは3回まで」という潔いルールです。
“撮りたい絵“のためにクルミちゃんを疲れさせては、それはもうテツさんの求める「絶景」ではないから。
その潔い引き際こそが、クルミちゃんの心を追い詰めない、
彼なりの誠実さでした。